New Relicでは日々各種機能のアップデートをしてリリースノート等でアナウンスしていますが、本ブログでは最近のアップデートをご紹介します。

今回は2023年4月分のアップデートを抜粋してご紹介します。詳細やその他のアップデートは、New Relic アップデート紹介 (2023年4月) のスライドも是非ご覧ください。

[Query Builder] NRQLにコメント機能が追加されました

NRQLの中で1行コメントや複数行コメントができるようになりました。複雑なクエリにコメントを追記することでメンテナンス性を向上させたり、クエリ作成時に一時的にコメントアウトしてデバッグすることでクエリ作成の効率化が可能です。
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[Alerts & AI] 推奨のアラートがガイドに沿って簡単にセットアップ可能に

ガイドに沿ってクリックしていくだけで予め定義された重要なメトリクスを元にした推奨のアラートを簡単にセットアップできるようになりました。また、起動直後の誤検知を防ぐために評価の遅延をサポートしたり、閾値超過の評価期間を最大2時間から24時間に拡大するなどの改善がされています。
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[Alerts & AI] 計測データを用いてGitHub Actionsのデプロイ判定を行う

Github Actionsと連携することでNew Relicの計測データを元にしたデプロイの判定ができるようになりました。人手による判断では見逃してしまう隠れた傾向を判断材料とすることで、より安全なデプロイを実現できます。
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[Infrastructure] AWS Systems Managerで簡単にInfrastructure エージェント導入可能に

AWS Systems Managerの DistributorがNew RelicのInfrastructureエージェントに対応しました。Distributorのサードパーティの設定でNew RelicのInfrastructureエージェントを選択し、New RelicのライセンスキーとAWSのタグやリソースグループを指定することで、EC2にログインすることなくInfrastructureエージェントを効率的に導入することが可能です。
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[APM] Recommendationsで推奨設定が確認可能に

APMの画面内にRecommendations centerが追加され、推奨される設定項目が一覧で表示されるようになりました。推奨される「サービスレベルの設定」や「エージェントのアップデート」などの情報を確認いただけます。次にどんなことを設定すればよいか悩んだ際はぜひ参考にしてください。
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[Errors Inbox] APMのエラー画面が1つに集約されました

従来別の画面だったAPMのErrorsとErrors Inboxが1つの画面に集約されました。Triageでは発生回数をもとにエラーがランキング形式で表示され、Group errorsでは任意の項目でエラーを絞り込んで可視化することができます。2つの画面を使い分けてエラー分析を効率的に実施ください。
What's New

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[Mobile App] ダッシュボードテンプレート変数がモバイルアプリに対応

モバイルアプリでもテンプレート変数を選択してフィルタリングできるようになりました。外出先でも「特定の地域」「アプリのバージョン」などに簡単にドリルダウンすることが可能です。
What's new
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本ブログでご紹介したスライドは下記リンクで公開していますので是非ご覧ください。

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